with rise 2023 SUMMER

“さらに自分らしく”、“もっと心地よく”をテーマに、コーディネートとお部屋をブラッシュアップさせる夏のスタイルをご紹介。 さらに、大人も子供も夏を満喫できる アイデアも掲載。ファッションも、コスメも、ライフスタイルも、夏を楽しむヒントが見つかる、二子玉川ライズ S.C.へお出かけしませんか?


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withrise/2023SUMMERrisetopicsLocalsonly.vol.08お話を聞いたのはえのきん事務所代表榎本正邦さん地域の子どもたちから「えのきん」と呼ばれている榎本正邦さんは、「えのきん事務所」の代表で、多摩川の環境や生き物に詳しい環境学習指導家だ。「NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク」や「NPO法人砧・多摩川あそび村」、あるいは近隣の小学校などの環境学習の講師として、川遊びや釣り、生き物観察といった自然体験学習を行っている。「子どもたちに伝えたいのは、川の楽しさです」と笑顔で話す榎本さん。「私は北海道生まれで、子どもの頃は石狩川で遊ぶ釣り少年でした。今までさまざまな川を訪れましたが、多摩川はとても親しみやすい川。人を優しく受け入れてくれる、水の力を感じます」と感覚的な言い回しで多摩川を表現する。川の楽しさをより感じる季節は、やはり夏だ。「夏はハゼの仲間のヌマチチブを、箱メガネで水中を覗きながら釣るのが楽しいですよ。水辺にタモ網を入れ、足でガサガサしながら生き物を捕まえ、観察するのも楽しい。テナガエビも獲れますよ!」と榎本さんは子どものように目を輝かせながら、自然体験学習の内容を話す。「釣りだけではなく、川に浮いて流れに身を任せる川流れやシュノーケリング、脚立でつくった台の上から川に飛び込んだりもします」。もちろん、川に入るときは全員がライフジャケットを着て、安全を十分に確保したうえで行っている。「川遊びを通して、川の楽しさを知り、自然環境や生き物を大切にする大人になってくれたらうれしいです」と子どもたちに呼びかけつつ、「川で遊んだ経験のない親御さんも一緒に遊びにきてほしいです」と親の参加も勧める。釣りや網で捕まえた魚は観察後にリリースするが、二子玉川ライズのルーフガーデン4階にある「多摩川いきもの水族館」で展示することもあるので、ぜひ一度訪れてみては?子どもたちに豊かな自然体験を提供する「きぬたまあそび村」の川遊びの様子。


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